Scratchのつかいかた

ブロックを組み合わせてプログラミングできる”Scratch(スクラッチ)”の使い方を紹介します。

NaNってなに?

スクラッチで変数(へんすう)を使っていると「NaN」となるときがあるね。

今回はこの「NaN」についてしょうかいするよ!

「NaN」は「Not a Number」をみじかくした言葉

「NaN」は「Not a Number」という言葉の頭の文字をとった言葉で、意味は「数字じゃないよ」ということ。

たとえば変数で「リンゴにふれた回数」を記録するゲームがあるとき・・・

「[リンゴにふれた回数]を 1ずつ変える」を使って数をふやしていくね。

このときコンピュータは「リンゴにふれた回数」の中には数字が入るとかんがえているよ。

このときに「リンゴにふれた回数」の中に文字を入れてしまうと、この「NaN」と表示されるよ。

「数字だと思っていたのに文字が入ってきちゃった!」「文字じゃ計算できないよ〜!」とコンピュータが知らせているということだね。

「NaN」をなくすには?

ではどうやったら「NaN」をなくしてちゃんと数をふやすことができるかな?

こたえば「文字を入れないこと」!

「[リンゴにふれた回数]を 1ずつ変える」を使うときには「リンゴにふれた回数」の中に文字(あ、ア、a、など)や全角(ぜんかく)の数字(1、2、3・・・)を使 わないようにすると、きちんと数として使うことができるよ。

とくに全角(ぜんかく)の数字には注意がひつよう!全角モードで入力した数字は、コンピュータにはひらがなやカタカナのような「文字」に見えているよ。

全角になっているかも?と思うところは半角(はんかく)の数字に入れ直してみてね!

PR