Scratchのつかいかた

ブロックを組み合わせてプログラミングできる”Scratch(スクラッチ)”の使い方を紹介します。

Scratch で↑↓←→キーを使ってネコを動かす

Scratch で↑↓←→キーを使ってネコを移動させる方法を紹介します。

完成したステージのイメージ

↑↓←→キーで移動させる方法_001

このネコをキーボードの↑↓←→キーで移動できるようにします。

完成したスクリプト

↑↓←→キーで移動させる方法_002「緑の旗がクリックされたとき」「x座標0、y座標0」の位置になるように、また「90度に向ける」で右向きになるように初期化(最初の位置に戻す)しておきます。

Scratch ではキーボードのどれかが押されたということを「***キーが押された」ブロックを使って発見することができます。

最初は「もし上向き矢印キーが押されたなら」ですね。これを「0度に向ける」で上向きにします。

「10歩動かす」で進みます。

「0度に向ける」を入れることで上に移動するようになります。

他の処理も同様で、「180度に向ける」と下向きに、「90度に向ける」と右向き、「−90度に向ける」で左向きに進むようになります。

これをすべて「ずっと」で囲みます。こうすることで、いつどのキーを押しても進むようになります。

また、スプライト(ネコ)の顔の向きですが、回転の種類を「自由に回転」にすると

↑↓←→キーで移動させる方法_003

↑↓←→キーで移動させる方法_004

このように行く方向に顔が向きます。

上に行ったときは逆さまになります。

回転の種類を「左右に回転」にすると

↑↓←→キーで移動させる方法_005

↑↓←→キーで移動させる方法_006

左右のどちらかしか向かなくなります。

回転の種類を「回転しない」にすると

↑↓←→キーで移動させる方法_007

↑↓←→キーで移動させる方法_009

全く回転せず、ずっと右(はじめの状態)を向いたまま移動します。

それぞれのプログラムに応じてここは変更させて下さい。

また、今回の完成スクリプトには入れませんでしたが、歩く動作をさせたいときには「次のコスチュームにする」などのブロックを追加して下さい。

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