Scratch でステージに雨を降らせてみよう
Scratch でステージに雨を降らせる方法を紹介します。
完成したステージのイメージ
雨がステージ上部から下へずっと降り続けます。
完成したスクリプト
「緑の旗がクリックされたとき」に「隠す」。「ずっと」「myself(自分自身)」のクローン」を作って「[0.2]秒待つ」。
このスクリプトは、自分自身は隠したままクローンを作るだけです。
「[0.2]秒待つ」ことで0.2秒ごとに雨が降るようになります。
「ずっと」で囲むことでずっと雨が降り続きます。
次に「クローンされたとき」のスクリプトです。
「クローンされたとき」「表示する」で、クローンされた雨を表示します。
「x座標を-180から180までの乱数、y座標を160にする」ことで、ランダムな場所から降らすことができます。
y座標は画面の端に触れないところにしておきます。
「y座標を-10ずつ変える」で画面の下へ移動します。
「[edge](画面の端)に触れたまで繰り返す」、そして「隠す」ことで、画面の端に触れたら隠すようにします。
クローンを作る方のスクリプトにある「0.2秒待つ」の値を大きくすれば新しい雨が出現するまでの時間が長くなり、小さくすれば新しい雨が出現するまでの時間が短くなります。
クローンされたスクリプトの「y座標を-10ずつ変える」の値を大きくすれば雨が速く降るようになり、小さくすればゆっくり降るようになります。
今回は青い線のスプライトを使うことで「雨」を降らせましたが、これを白い丸に変えれば「雪」になります。
それぞれのプログラムに応じて変更して下さい。