Scratchのつかいかた

ブロックを組み合わせてプログラミングできる”Scratch(スクラッチ)”の使い方を紹介します。

Scratch でスプライト(ネコ)の動きで背景を変えてみよう

Scratch でスプライト(ネコ)の動きで背景を変更させる方法を紹介します。

完成したステージのイメージ

スプライトの動きで背景を変更させる方法_001

ネコのスプライト(スプライト1)が画面を左端から右端まで歩きます。

右端についたらまた左端から歩きます。

スプライト1が右端に着いたら背景が変更するようにプログラムします。

Scratch ではスプライトだけでなく背景もプログラムできてしまう為、この機能を使います。

完成したスクリプト

<スプライト1> スプライトの動きで背景を変更させる方法_002<背景> スプライトの動きで背景を変更させる方法_003

今回は「スプライト1」に加えて「背景」にもスクリプトを作っていきます。

まず「スプライト1」から説明します。

スプライト1は左端(x座標-180、y座標0)から「端(edge)に触れたまで」「10歩動かす」「次のコスチュームにする」「0.1秒待つ」で右端まで歩きます。

右端に触れると「端に触れた」というメッセージを送ります。

そしてまた左端である「x座標-180、y座標0」の位置から歩きます。

これをずっと繰り返します。

では続いて「背景」のスクリプトについて説明します。

「緑の旗がクリックされたとき」「背景を[背景1]にする」で初期化しておきます。

スプライト1から「端に触れた」というメッセージを受け取ったら「背景を[次の背景]にして待つ」。

これでOKです。

つまり、スプライト1が画面の右端まで行ったら背景が変わるというわけです。

もちろん背景は何種類か用意しておきましょう。

今回はスプライト1を歩かせて、右端に着いた時に背景が変わるようにしましたが、スプライトにメッセージを送らせて、そのメッセージを受け取った時に背景を変更すれば良いわけです。

ちなみに「背景を[次の背景]にして待つ」では、他の背景を選択できる他「previous backdrop」という「前の背景」を選択することができます。「previous backdrop」にしておくと、背景を変更する順序を逆にすることができます。

それぞれのプログラムに応じて変更して下さい。

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